2021年10月15日金曜日

地球規模のふるさと学習 5・6年生

  5年生は、コウノトリ共生課の職員さんに来ていただき、ラムサール条約について話を聞きました。同じ時間に6年生は玄武洞ガイドクラブの方に来ていただき、山陰海岸ジオパークについて話を聞きました。

「ラムサール条約は1971年2月2日にイランのラムサールという都市で開催された国際会議で採択された、湿地に関する条約です。 正式名称は、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といいます」全国で50ヵ所指定されており、豊岡市の「円山川下流域・周辺水田」もそのひとつです。」5年生は、ラムサール条約とは何かということ、円山川下流域と水田の特徴、コウノトリ育む農法について学習を深めました。

「ジオパークは、『地球・大地(Geo)』と『公園(park)』を組み合わせた言葉で”大地の公園”を意味します。ジオパークでは、見どころとなる場所を「ジオサイト」に指定して、多くの人が将来に渡って地域の魅力を知り、利用できるよう保護・保全します。2021年4月現在、世界44カ国、169地域にユネスコ世界ジオパークがあり、そのうち9地域が日本にあります。山陰海岸ジオパークもその世界ジオパークのひとつです。鳥取県、兵庫県、京都府の日本海側、約120㎞にわたって指定されています。」6年生はジオパークを切り口に、地球や大地のこと、豊岡市の自然などを学習しました。

 ラムサール条約湿地とジオパークは大地や水など”豊岡の自然”というキーワードで多く関連しています。そして、その自然が豊岡の産業や農業に深く関係しているということが5年生、6年生とも学習できました。

 今後、6年生はジオパーク体験学習として、神鍋と玄武洞に行きます。5年生はラムサール条約湿地繋がりで栃木県小山市立下生井小学校5年生と交流学習を行います。ふるさと豊岡の学習がますます深まってきます。

            <5年生 ラムサール条約について>





           <6年生 山陰海岸ジオパークについて>