2020年9月11日金曜日

5年生コロナウイルス道徳授業

 市作成の資料をもとに「新型コロナウイルス感染症に関する正しい知識を習得し、偏見や誹謗中傷に立ち向かうための態度を養う」ことをめあてとして、道徳の授業をしました。全学年実施しましたが、5年生の様子を一部紹介します。
 場面を設定してそれについての自分の考えを書き、意見を交流しました。


〇場面1
「感染者が出た市にあるA小学校に次のようなメールが届きました。A小学校はB市へ校外学習に出かける予定にしていました。『わたしたちのB市へ校外学習に来るって聞いたけど、とても迷惑です。もしわたしたちの市に感染者が出たらあなたたちのせいだと疑いますよ。』というメールについて、あなたはどう思いますか。」


〇場面2
「もし、友だちから『新型コロナウイルス感染症にかかっていたAさんが、明日から登校してくるそうだよ。」と言われたら、あなたはどう答えますか。」
 
 子どもたちは、それぞれの場面でワークシートに自分の意見を書き、発表していました。子どもたちからは、「感染したくて感染する人はいない。」「感染した人が悪いわけではない。」「差別的なメールを送るのはおかしい」「治ったのだから学校に来てくれてうれしい。」「コロナウイルスに感染しないようこれからも気を付けることが大切だ」などの意見が出ていました。


 差別や偏見がないような社会であってほしいものです。





感染者が誹謗中傷されたことのニュース番組を見ました。

市長・教育長からのメッセージを読みました。