6年生が明日から1泊2日で広島に修学旅行に行きます。そこで今日は全校生に向けて修学旅行の目的を語る「折り鶴集会」を行いました。戦争や原爆の恐ろしさ、平和の大切さ、そして、被爆し12歳で命を落とした佐々木禎子さんの「原爆の子の像」について、6年生が順番に心を込めて語りました。最後に6年生が「青い空は」を歌い集会を終えました。この集会は、コロナウイルス感染症予防として5年生だけ体育館に行き、残りの学年は教室でオンライン生中継で見ました。幼稚園~5年生に子どもたちも、平和や命の尊さを感じてくれたと思います。
明日、6年生は平和記念公園の「原爆の子の像」に全校生で折った千羽鶴を平和の誓いとして捧げてきます。元気に行って参ります!
「原爆の子の像」について <広島市ホームページより>
佐々木禎子さん(当時12歳)は、2歳のときに被爆しましたが外傷もなく、その後元気に成長しました。しかし、9年後の小学校6年生の秋(昭和29年・1954年)に突然、病のきざしが現れ、翌年2月に白血病と診断され広島赤十字病院に入院しました。回復を願って包み紙などで鶴を折り続けましたが、8か月の闘病生活の後、昭和30年(1955年)10月25日に亡くなりました。禎子さんの死をきっかけに、原爆で亡くなった子どもたちの霊を慰め平和を築くための像をつくろうという運動が始まり、全国からの募金で平和記念公園内に「原爆の子の像」が完成しました。その後この話は世界に広がり、今も「原爆の子の像」には日本国内をはじめ世界各国から折り鶴が捧げられ、その数は年間約1千万羽、重さにして約10トンにものぼります。
修学旅行の様子は随時ブログで紹介します。
5年生が代表で体育館に行きました。 |
幼稚園~4年生は教室で視聴しました。 |
平和記念公園での「平和セレモニー」 の最後の練習 |